Excel 2010のCOUNTIF関数

Excel 2010では、 COUNTIF条件ロジックを使用することで、データの出現回数をカウントし、条件が満たされた場合に結果を表示できます。COUNTIFでは、2つの引数(範囲、条件)を含む条件を使用でき、指定された条件がTRUEの場合のみ、カウント結果を出力するデータに適用できます。これにより、特定のカテゴリに該当する特定の種類のデータをグループ化することが容易になります。この記事では、COUNTIFロジックの簡単な使い方を説明します。

Excel 2010 を起動し、COUNTIF 関数を使用して数式を適用する必要があるデータシートを開きます。

たとえば、生徒の記録が含まれる生徒成績データシートを使用します。

Excel 2010のCOUNTIF関数

ここで、A、 B+、B、C+、C の成績を取得した生徒の数と、試験に不合格になった生徒の数を確認します。

ここでの主な関心事は成績フィールドです。成績列をチェックし、同じ成績を取得した生徒の数を数える数式を記述します。

構文:

=COUNTIF(範囲,条件)

ここで、構文に準拠した数式を適用します。

=COUNTIF(E2:E26,"A")

数式内のE2:E26は、 E列の2 目からE26列の最後までを選択します。選択された列には、A評価を取得した生徒の数をカウントする条件が適用されますこの数式は、9人の生徒がA評価を取得したことを示します

Excel 2010のCOUNTIF関数

ここで、対応するグレードに一致する条件を変更して、他のすべてのカテゴリを作成します。

B+グレードの生徒

=COUNTIF(E2:E26,"B+")

Bグレードの生徒

=COUNTIF(E2:E26,"B")

C+グレードの生徒

=COUNTIF(E2:E26,"C+")

Cグレードの生徒

=COUNTIF(E2:E26,"C")

不合格者(D評価)

=COUNTIF(E2:E26,"D")

最終的なグレーディング データシートは以下のスクリーンショットに示されています。

Excel 2010のCOUNTIF関数

以前にレビューしたExcel 2010 の SUMIF 関数も確認できます

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